ハマスタ「収容8割超」感染防止の実証実験

新型コロナウイルスの感染拡大による、大規模イベントの人数制限の緩和に向けて、神奈川県などは横浜スタジアムで行われるプロ野球の試合で30日から上限を超える観客を入場させ、感染防止対策の効果などを確認する実証実験を始めました。 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は現在、収容人数が1万人を超えるイベントについて、観客の上限を2分の1までとしています。 今回の実証実験は横浜スタジアムで行われるプロ野球の試合に入れる観客を30日は8割、31日は9割、11月1日は満員までとし、感染対策の効果や課題を検証するものです。 実証実験では、観客も混雑している場所をリアルタイムで確認できるほか、高性能カメラでマスクの有無を判別したり、二酸化炭素の測定器を使って密集状況を確認したりするということで、結果は、人数制限緩和のための国のガイドラインづくりに活用されます。